注文住宅のメリットについて詳しく解説しています。
おしゃれなデザイン性にこだわりすぎると高額になる注文住宅の費用
注文住宅では、非常に細かい部分まで要求を伝えることができます。
確かに、こういったサービスを利用すると家族が理想としているマイホームを手に入れやすくなります。
ただ、注意が必要なのが際限なく注文を繰り返してしまうと費用が非常に高くなってしまうという問題点が存在することです。
注文住宅は、どういった形であっても業者側が要望に応えるようにしてくれますので、あらかじめ予算の上限を決めておかないと取り返しのつかないくらいの大きな金額が大きくなってしまう可能性もあります。
本来は、最初の段階で予算を決めておいてその中で自由な設計ができないのかを考えることが重要です。
話し合いをしていく中で予算が高額になりがちになっている場合には、必ず業者と話し合って削れる部分には削っていかなくてはいけません。
予算を決めて要望を伝えるようにしておけば、金銭的な負担を与えることなくイメージに近い理想的でマイホームを設計できるようになります。
理想の注文住宅完成の為に注意すべき事とは何ですか?
理想的な注文住宅の完成の為の大前提ですが「家族の動線の把握」と「資金上限の明確化」、そして「実際の使い勝手の検証」の3点を特に注意して下さい。
まず家族の動線の把握ですが、家族それぞれ生活の予定は一定ではありません。
バリアフリーの手すり1つにしてもそうですが、本人ではないと分からないベストの配置という物があります。
朝方、急ぐ人が多い所に扉を付けてしまい衝突事故を誘発してしまう等の失敗もそうですが、自分1人では死角になってしまう事は必ず出て来ますので、家族内の話し合いは慎重に行う必要があります。
資金上限の明確化も同様で、注文住宅は理屈上は資金さえあれば何処まででも施設を増強出来てしまいます。
つまり明確化が無い場合、予算オーバーで重い負担が出て来てしまうリスクがありますので、優先順位を付けて一定程度は諦める等の工夫も必須になってきます。
そして最後の実際の使い勝手の検証ですが、例えばホテルの様な宿泊施設と自宅では、手入れに掛けられる予算や人員の数が全く違います。
その辺りに注意が無いまま、宿泊施設で良かったから自宅にも欲しいという事で施設を導入し、維持費と管理で青くなってしまうというケースも意外に多いです。
子供向けに改装が難しい部屋を作ってしまう等もそうですが、10年単位の先を読んだ建築がベストと考えて下さい。